2023年3月Kindle Unlimitedで読めるライトノベル10作品をランキングで紹介【おすすめラノベ】

3月に入り、Kindle Unlimitedの対象商品が色々と切り替わったので、先月紹介した【2023年2月】Kindle Unlimitedで読めるライトノベル、私的ランキングベスト10【ラノベ】の記事の情報が古くなってしまったため、内容を更新しました。

2023年3月現在Kindle Unlimitedで読めるライトノベル10作品を、個人的に面白かった順にランキングし、10位の作品から順番に紹介していきます。当ブログで紹介する本は全て私が実際に読んだ上で面白いと思ったものを紹介しています。紹介されていない本はまだ私の読書量が追い付いていないためですのでご了承ください。

紹介した本の中で興味のある作品があれば、画像をタップすることでAmazonの詳細ページに飛べます。良ければ実際に購入して読んでみてください。Kindle Unlimited会員の方はそのままDLして読むことが出来ます。

また、特に面白かった作品はこのブログ内で個別に感想兼紹介ページを書いていますので、作品タイトルの文字をタップすることで私の感想記事に飛べます。こちらももし良ければ読んでいただけると嬉しいです。

第10位 『強くないままニューゲーム』(入間人間)

『電波女と青春男』の作者が書いた、死んでリセットを繰り返していく学校を舞台にした作品。かなりシュールな作品で、気づいたら目的不明の死に戻りゲームに参加させられていて、何もできないまま死んでいく回も結構あります。ストーリー自体は盛り上がりに欠けますが、会話劇としても楽しめます。

第9位 『筺底のエルピス』(オキシ タケヒコ)

人間の脳に寄生する殺戮因果連鎖憑依体、これに感染すると《鬼》になってしまう。《門部》という組織はその鬼を祓う精鋭部隊であり、人間と鬼との戦いを描いた、ちょっとSF要素を含む異能バトル作品。帯の「円城塔氏大推薦!」の文字からもわかる通り、独特な設定による難しい文章が多く、戦闘中でもその武器や能力の詳細な描写に抜かりがない。『アークナイツ』のような世界観が好きな方には特に刺さる作品だと思います。

第8位 『森の魔獣に花束を』(小木 君人)

森で出会う、人間と魔獣の関係を描いた異世界ファンタジーの自然を感じれるライトノベル。ストーリーにそこまで変化はありませんが、なぜだか読んでいて心が安らぐ作品です。一巻完結で綺麗にまとまっており、絵本のような世界観でちょっぴり泣けます。表紙の女の子キャラに癒されつつ、日常を忘れて森を駆け巡るような体験を味わいたい方におススメです。

第7位 『引き篭もりヒーロー』(二ツ樹 五輪)

『その無限の先へ』を手掛けた二ツ樹五輪さんが、ファンによるクラウドファンディングによって書籍化を実現したライトノベル作品。その日本人離れした見た目から、まともに外に出る事すら出来なくなった主人公は、怪人が出現したときだけ出動する。下品な要素もありますが、コメディを得意とする作者だけあって笑える要素は多いです。何も考えないで楽しめるラノベを求めるならおススメです。

第6位 『凶乱令嬢ニア・リストン』(南野 海風)

異世界転生ものではありますが、戦闘のプロが病弱な幼女の体に転生して、異世界で幼女が暴れるという設定で笑わせてくるような作品です。出合う人間を老若男女問わず戦闘力で分析し、場合によってはその武術の達人のような達観した人生観からアドバイスを与える幼女が癖になります。まだ一巻しか発売されていませんが、個人的に今後伸びるような気がしています。

第5位 『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』(三嶋 与夢)

妹の命令で乙女ゲームを攻略していた男が、ある日突然その乙女ゲーの世界に転生してしまうという変わった設定のなろう原作のラノベ。そのゲーム内での男の扱いが酷く、主人公が苦労する一方で課金アイテムによる無双の要素もあり、全体的にはダークヒーローものの王道ストーリーとして楽しめるようになっています。決まりきったルールをぶち壊していくような物語が好きな人におススメしたいです。

第4位 『六人の赤ずきんは今夜食べられる』 (氷桃 甘雪)

第12回小学館ライトノベル大賞で優秀賞受賞。主人公の猟師が恐ろしいオオカミに食べられる運命にある六人の赤ずきんを、あの手この手で救うために奮闘するパニックホラー。六人の赤ずきんがしっかりキャラ分けされており、古いヨーロッパのような世界で展開される恐怖とミステリーを楽しむ作品。主人公の人物像や、不気味な情景描写から陰鬱な雰囲気が表現されてて私好みでした。

第3位 『キミとは致命的なズレがある』(赤月 カケル)

第5回小学館ライトノベル大賞で優秀賞受賞。高校の友達と学園生活を送りながら徐々に真実を知っていき、最悪の結末を想像して冷や冷やしながら読み進めるサスペンスホラー。一巻完結の小説ですが、いわゆる「読み始めたら止まらない」という小説で、娯楽として非常に優れていると思いました。深刻な内容であるにもかかわらず、文章でしっかりライトノベルの形をとっているので、暗い気分にならずにグロ・ホラー込みのサスペンスを楽しめるという変わった作品でもあります。

第2位 『夏へのトンネル、さよならの出口』(八目迷)

第13回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞と審査員特別賞を受賞したラノベ。ウラシマトンネルという、そこを通るとなんでも願いを叶える代わりに歳をとってしまうという都市伝説をめぐるお話。時間の流れを強く意識させられるような不思議な作品です。一巻完結で、中身のあるストーリーのライトノベルを読みたい人におススメの青春小説です。

第1位 『リベンジャーズ・ハイ』(呂暇 郁夫)

第13回小学館ライトノベル大賞で優秀賞を受賞した、異能バトルものの中でもスタイリッシュすぎるライトノベル。砂塵に世界が汚染されてしまったというダークな世界観で、黒犬デザインの主人公が復讐のために奮闘するという若干大人向けのライトノベルです。特殊な世界観での異能バトルモノで、萌え要素とかも抑えているライトノベルという事で、あまりメジャーで人気になるような作品では無かったかもしれませんが、むしろこういう作品こそ読んでみたかったという人にはすごくハマるライトノベルです。この隠れた名作を是非多くの人に読んでいただきたいです。

まとめ

いかかでしたか?

あなたにとって興味のある作品が見つかったなら幸いです。

先月のランキング記事で紹介したライトノベルの半分以上がKindle Unlimitedから外れてしまったため、今月は大幅に内容が変わったと思います。できれば毎月更新できるくらいラノベを読んでおきたいのですが、こうも頻繁にUnlimitedが切り替わってしまうと、せっかく読んだ作品がすぐに対象外になってしまうので、難しいかもしれません。

それでも今後も面白かった小説・ライトノベルを当ブログで紹介していきますのでよろしくお願いいたします。

2023年3月Kindle Unlimitedで読めるライトノベル10作品をランキングで紹介【おすすめラノベ】” に対して1件のコメントがあります。

  1. MamieG より:

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