【感想】『神のゴミ箱』(入間人間)

タイトルに惹かれて読みました。

めちゃくちゃ笑えるコメディ小説です。何に似ているかと言うと、森見登美彦さんの小説に似ています。腐れ大学生の友達とか軽快な語りとか。

物語の舞台はただのアパートです。おかしな点は大学生の男の主人公の家にあるゴミ箱。なんとこのゴミ箱、アパートの住人の捨てたゴミが転送されてくる不思議な力があります。そんなゴミ箱にある日ポエムが送られてきます。その内容を吟味していると、どうも自殺めいた気色を帯びており、主人公はそれを解決すべく行動に出るが……?

というあらすじ。読み終わって一番驚いたのは、作者があの『電波女と青春男』と同じ作者だったってことです。あのクセの強いOPめっちゃ聴いたなぁ。

この小説の醍醐味というか、読む意義だとさえ思うのはなんと言っても文章のユーモアです。読んでいるだけで自分が面白い人間になったと錯覚できるくらいのワードセンス。この主人公がYouTuberになって実況動画上げたら絶対登録者数増えるだろっていう面白さと親しみやすさがあります。

アパートっていう生活感溢れる舞台でほぼストーリーが完結しており、そこに住む住人との関わりを楽しむような小説ですね。最近地上波で面白いドラマやってないなーって思ってる人に是非とも読んで欲しい小説です。

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