2023年11月16日 / 最終更新日時 : 2023年11月16日 clausewitz-kirby Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『領怪神犯』日本各地に存在する異形の神と異常な信仰との闘い(木古おうみ) こんにちは、蔵瀬です。 今回は、Kindleの「お客様が興味ありそうなタイトル」でおすすめされてきた本、『領怪神犯』を読んだ感想を書いていきたいと思います。この本は2022年の12月に発売されたので比較的最近の本になりま […]
2023年11月11日 / 最終更新日時 : 2023年11月17日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『IT社長が勇者に転生した件について』これは普通の異世界転生小説じゃない!/(高山 環) 高山環さんの『IT社長が勇者に転生した件について』を読みました。同作者の小説を紹介するのは『コクーンマンションへようこそ』の記事以来となります。 読み終えた直後に今この文章を書いておりまして、興奮冷めやらぬ状態なんですけ […]
2023年11月8日 / 最終更新日時 : 2023年11月8日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『白夢の森の少女』現実と異世界に境界はない/(恒川光太郎) 2022年5月と、比較的最近に出版された恒川光太郎さんの短編集。 収録されている作品は11作品になるのですが、今回の短編集は他の恒川さんの短編集に比べると、共通するテーマみたいなものがあまりないタイプのものになると思いま […]
2023年11月1日 / 最終更新日時 : 2024年7月10日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『牛家』ゴミ屋敷の中から出られなくなってしまう!?/(岩城裕明) 以前紹介した『三丁目の地獄工場』を読んだ時に、一緒にダウンロードしておいた『牛家』。ずっとKindleの中に眠っていたのですが、ちょうど読みたいなという気持ちが高まってきたので、「今だ!」と思って読んでみました。この本は […]
2023年6月15日 / 最終更新日時 : 2023年6月21日 clausewitz-kirby Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『ヴンダーカンマー』(星月渉)/登場人物全員ヤバい人 本日は『ヴンダーカンマー』という小説を紹介したいと思います。 今作品は「エブリスタ」というスマホ小説投稿サイトで第一回最恐小説大賞を受賞したホラー小説であります。読んでみた感想としてはホラーというよりは病的な人格を持った […]
2023年6月14日 / 最終更新日時 : 2023年6月21日 clausewitz-kirby Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟』(人間六度) このブログでも以前紹介しました、『BAMBOO GIRL』の作者である人間六度さんの最新作『永遠のあなたと、死ぬ私の10の掟』を読みましたので紹介したいと思います。今回も面白かったですね。2作読んだだけでも、人間六度さん […]
2023年6月7日 / 最終更新日時 : 2023年6月7日 clausewitz-kirby Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『透明カメレオン』(道尾秀介) こんにちは、久しぶりの更新となります。 今日紹介するのは、道尾秀介さんの『透明カメレオン』という小説です。 道尾秀介さんの小説は、これまで『球体の蛇』と『鬼の跫音』を読んでいたので、ちょっと鬱っぽい雰囲気の小説を書く方な […]
2023年2月28日 / 最終更新日時 : 2023年2月28日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『ゴーストフォビア』/自称サイキック探偵の姉が面白すぎるドラマ風ホラー小説(美輪和音) 先端恐怖症……集合体恐怖症……世の中には様々な恐怖症が存在します。あなたは何フォビア(恐怖症)ですか? こんにちは。 今日は『着信アリ』の原作などを書かれた女性ホラー作家、美輪和音さんの2016年の小説『ゴーストフォビア […]
2023年2月27日 / 最終更新日時 : 2023年2月27日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『記憶屋』/他人の嫌な記憶を消すことは正しいことなのか?記憶屋という都市伝説のミステリー(織守きょうや) あなたには消したい記憶はありますか? こんにちは 今日紹介するのは『記憶屋』という小説。第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞した作品です。私が読んだ印象としては、この本はホラーというよりはミステリーかなと思います。ホラ […]
2023年2月26日 / 最終更新日時 : 2023年2月26日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『名探偵の証明』/名探偵とは何なのだろう?年老いて引退した名探偵による推理と苦悩(市川 哲也) こんにちは 今回ご紹介するのは、市川哲也さんによる推理小説『名探偵の証明』。名探偵の証明はシリーズ化しており、既に続編の3巻が出版されていますが、今回はその第一作目を読みましたので、核心的なネタバレをしないように感想を述 […]
2023年2月24日 / 最終更新日時 : 2023年3月5日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『フラッガーの方程式』/硬いタイトルに反して最高に笑える深夜アニメパロディだった(浅倉 秋成) こんにちは 今日紹介するのは浅倉秋成さんの『フラッガーの方程式』という小説です。浅倉さんの小説は『教室が一人になるまで』と『ノワール・レヴナント』を以前に読んでいます。これらの作品を先に読んでいた先入観で、今作もタイトル […]
2023年2月23日 / 最終更新日時 : 2023年11月9日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『月夜の島渡り』/沖縄を舞台にした幻想的な恒川光太郎ワールド どんな本か 沖縄の島々を舞台とした、恒川光太郎さんによる短編集です。ジャンルは一応ホラーという事になると思いますが、本書も恒川光太郎さんらしい世界観としか言いようがない内容です。 全部で7つの短編から構成されています。そ […]
2023年2月22日 / 最終更新日時 : 2023年3月1日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『しにんあそび』(福澤 徹三)/ホラー小説と思いきや・・・? どんな本か 福澤徹三さんの短編集です。怖い話から変わった話まで、11の短編から構成されています。今回はそれらを私が面白いと思った順に、ランキング形式で感想を書いていき、その後全体の感想を述べたいと思います。ネタバレはしな […]
2023年2月18日 / 最終更新日時 : 2023年2月18日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【感想】『夜行』/森見登美彦が描く異色のホラー小説 あらすじ 「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそら […]
2023年2月16日 / 最終更新日時 : 2023年2月16日 蔵瀬 宇津 Kindle Unlimitedで読める小説 【紹介・感想】『事故物件7日間監視リポート』(岩城 裕明)/クセの強いホラー短編小説 あらすじ リサーチ会社を営む穂柄は、あるマンションの一室の住み込み調査を依頼される。そこは、7年前に妊婦が凄絶な自殺を遂げた事故物件で、事件後なぜか隣人たちも次々と退去し、現在はその階だけ無人の状態だという。期間は一週間 […]